すべての組織体はボリューム弾性を持ったほうがいいと思う件について

これは転職のときに、"生き残る企業とそうでない企業の違い"を考えたときに思った事だけど。


世の中には企業や公的な組織を含めて色んな組織体があるけど、社会はすごいスピードで変化していくし環境も変わるから、それらの組織体は変化に対して"積極的に(ポジティブに、アグレッシブに)"対応すべきだよね、と思うわけです。

企業の成長も、年金の仕組みも、個人の生活水準(給与)も、なんか成長することが前提のような話が多い気がするけど、永久に拡大し続けることが前提なんてどう考えてもありえないと思うのです。

ダウンサイズすべき状況になったら、(そうすべきだという意思がない事にはまずムリだけど)できる仕組みになっていないと、そこにある「足かせ」のせいで、破綻または負の方向を向いている組織体なんじゃないかと思います。
特に、国や公共団体などはその「見直し」や「最適化」をネガティブなものとして捉えてる感があるように思えるんだけど。。


イギリスの自然科学者、チャールズ・ダーウィンの名言に

「生き残る種というのは、
 最も強いものでもなければ、
 最も知的なものでもない。
 最も変化に適応できる種が生き残るのだ。」

という言葉があるけど、まさしくその事かと。

だから、現在の状況を的確に把握できるしくみと、その状況に応じて弾力性を持った組織体にしていく必要があるんじゃないかなーと思うわけです。


今は、残念なことに公的な機関や組織というのがこの考えをもっていないために、
 無駄遣いする組織 vs 出資者である国民
みたいな構図になってしまっているけど、これは本当はちがって、全ての公的な機関はその所有の必要性も含めて"現時点の"国民が判断すべきものだし、信頼して仕事を任せている人的リソースであり、資産でもあるのだから、その視点でお互いが判断し、動くことで早く「vs」みたいになっている構図が解消されればいいなーと思います。


そんな世の中にならないと、
そんな日本にならないと、
もったいないなーと思うんだけど、どう思われます?


そんな感じ。