文章はパワーだよね

またもやだいぶ前に見た文章で、どこで見たのかを思い出せず残念な感じのエントリーで申し訳ないのですが、確かに!と思ってとても印象に残っている考え方について。


それは、"人間が生み出したもの(他人に伝わるもの)にはパワーがある"という内容です。


分かりやすい例で言うと、例えば音楽。
ただそこにCDとして存在するだけでは人に対して何の影響も与えないけど、人は音楽を聴くと元気にもなるし、気が晴れたり勇気付けられたりもします。つまり、たとえ録音されてデータ化されたものであっても、声として聴く人の耳に届けばそれは"パワーを持つもの"と考えられるということです。声や映像など、人が体感しやすいものでなくても、手紙や文章などもそのうちに入るということ。
例えば、こんなものがあります。

  • ライブ、コンサート、劇
  • 映画
  • テレビ
  • CD/Music
  • イメージ(写真、絵画、マンガなど)
  • 自筆の手紙
  • データ化された文章(本、ブログなど)

受け手がよりリアルに感じることができるほど、そのパワーも大きいということです。
ちょっと想像してみれば分かりますが、"死んだおばあちゃんが書いた自筆の手紙" と "印刷された文章" では、たとえ文章の内容が同じでも、"おばあちゃんが、確かに自筆で書いた手紙"のほうが受け手としてリアルに実感できるので、そのパワーが大きいというのもうなずけます。


ブログに載せる文章はデータ化された文章なので"パワー"という面では弱いけれど、それを見て少しでも何かを感じる人が1人でも居たり、その考えに共感する人が1人でも居たり、その考えを知りたいと思う人が1人でも居れば、それは十分書くに値する文章じゃないかと思うのです。


僕はこの文章を通じて、子供に、自分が伝えたいと思っていること、大切だと思っていることを少しでも伝えられたらいいなぁ、と思います。


そんな感じ。