web系のツールには、やっぱりドメイン!

ということで、ツール用のドメイン取得について調べてみました。ドメイン名の好みは人それぞれだと思いますが、自分的には".com"、".net"、".jp" 辺りがいいなーと思ってます。


ドメインの種類
bloglogicという名前を考えながら、ドメインが空いてるかどうかも調べていましたが、状況はこんな感じでした。


■ どこで取るか?
名前だけをキープしておいてくれるサービスなんかもありますが、今回はツール or サービスを実際に開発するためのドメインなのでレンタルサーバも一緒に借りれるところでないとあまり意味がないかなーと。
そうなると、ポイントはこんな感じです。

  1. ".jp"ドメイン取得とレンタルサーバーがセットで申し込めるところ
  2. サーバーでDB/プログラムを動かせるところ
  3. 会社的に信頼できるところ (クレジットカードで払ったりするので)
  4. とりあえず、安いところ (年間 5,000円程度で維持できるといいなと)


年間2〜3万程出せば選択肢はすごく広がるけど、自分の少ないこずかいから出すにはなるべく安くすむ方がいいです。(笑)検索エンジンで調べてみても、なんだかアフィリエイト的なリンク集とかばかり出てきて今イチ参考になりません。。でも1つだけ、自分の感覚と近い内容が書いてあるページを見つけました。

うーん、あまり時間をかけたくないので自分が知ってる範囲で選んでしまったほうがいいのかな、と思うようになってきました。。


自分が知っている範囲で考えると、以下の3つがあります。

1) VALUE DOMAIN
こちらは現在使っているサービスです。ドメインVALUE DOMAINで取得して、サーバーはXREA(サーバー 2400円/年)を使います。何よりも安いのがいいです。また、サーバーにログインして自分で設定ができる人にとっては比較的自由度も高いんじゃないかと思います。
悪い点は、サーバーの安定性が良くないかなと。(お金を出せばCORESERVERという安定性がいいプランもあります)あと、説明とかUIとかめちゃくちゃ分かりにくいです。ハードウェアが壊れてサーバー移転をしなければならなかった事もあり、たまにつながりにくい/つながらない事もあり。まぁ、何とか復旧はするんですけどね。ちょっと苦労します。その代わり、安いです。このトレードオフな感じ。


2) さくらインターネット
ご存知、はてなが使っていたり、IDEA*IDEA | ドットインストール代表のライフハックブログが使っていたりと日本のweb系では有名なサービスです。僕はVALUE-DOMAINしか使った事がないので詳しくは分かりませんが、申し込むならスタンダード(サーバー 5,000円/年)になりそうな感じ。サーバーの安定性と、バックボーンの安心感、あと画面も分かりやすそうですね。かなり魅力的。


3) ムームードメイン
こちらも有名な、Paperboy & Co.が提供するドメイン管理サービスです。サーバーの方はプランによってネーミング自体が分かれているみたい。自分の場合はチカッパ(6,300円/年)というサービスプランになりそうな感じです。UIも分かりやすそうで(ちょっと甘め?)、安定性も問題なさそう。ただ支払いがポイント制なんですね。個人的にポイントが好きではないので、これはちょっと...ですね。残念。


とゆーことで、アカウントを持っているVALUE-DOMAINで取るのが一番楽ですが、それだと面白みもないし自分の世界も広がらないので、今回はさくらインターネットで取得してみようと思います。


...取得しました!


おぉ、管理画面の分かりやすさがケタ違い。
そんな感じ。

Webツールのネーミング

日本をよくするための思考共有ツール(仮)ですが、名前がセンスないですね。ツールと言えばまずは名前がないとね!って事で、ツールをつくるにあたって考えてみました。

「ブログをベースにwebを論理化して組み上げることができる」という内容を表すような、分かりやすい名前って事で...

  • ロジカルペディア
  • ジログ
  • ロジカルブログ
  • ブロック
  • ウェブログロジカライズ
  • ブログロジック
  • ブロロジ

うん、ブログロジック(BlogLogic)にしようと思います。
簡単な英単語の組み合わせで、かつ意味が分かりやすいかなーと。
そして「ブロロジ」とも略せるので良さそうです。


そういえば、ネーミングについてとても納得したエントリーを昔見たことを思い出して調べてみたら、Hamachiya2さんのエントリーでした。他にもいくつか見つけたので、リンクを載せておきますね。

ジェネレーターって!(すごいなぁ)。これは運を天に任せる感じで、潔いですね。


今日のところは、こんな感じ。

集合知を作るのにブログに足りない部分

調べてないので、もし既にあったら意味のないエントリーなんですが。

ブログのいい所はもはや言うまでもないけど、集合知を作るうえでは"ここが足りてない!"と思う部分があります。日本をよくするための思考共有ツール(仮)は、そこを実現するためのツール。
それは何かと言うと、


"ブログのエントリーを1つの単位とした、論理構造を作る"こと。


ブログのエントリーは日付で時系列管理されているし、タグを付ければ時間にとらわれずにタグをグループ名とした1つの論理グループに直接アクセスできるけど(これはとてもフラットな構造と親和性が高いけど)、例えると日本の組織構造のような深くもなりうる"階層構造を作る"のにあまり向いてないと思うんです。


なぜこの論理構造をエントリーを単位として作りたいかというと、規則とか改善案とかアイデアとかは必ず根拠となる事象があってその上で成り立つものだと思うから。
例えばある実現したいプランがあるとして、それには問題点が2点あって、1つの問題を解決するにはそれぞれ2つ、3つの問題を解決しないと解決できないというような場合を簡単に表現できたらいいな、と。ブログのエントリー中に論理的な説明を文章で書くこともできるけど、分かりやすさとしては文章よりは図だよね、と。
その論理構造(エントリー間同士での意味的なつながり)を、誰もがわかりやすい形で見ることができて、簡単に作れて、共有できるとしたら、webにおける意思疎通がもっと快適で有意義なものになると思うんです。


具体的な実装イメージはまだ出来上がってないけど、「こんな感じにできればいいな」というおぼろげなイメージはあります。それを使って、個人が持っているアイデアや想いを、よりよい(論理的な・構造的な)構想をつくるためのパーツとして共有したいです。


世の中に散在する問題に対する、ちょっとしたアイデアやすばらしいアイデアは、各個人の中にあると思うんです。国会議員や、学者だけのものではなくて。それを体系化して、群集の叡智を現状の改善に役立てる事につなげられればいいなーと思ってます。

教育とか、介護とか、医療とか、企業に対して課すべき規制とか、消費者が不満に思っている事とか。例えば教育とか介護なんかにしても、やっぱり実際の現場で苦労して問題に対して接する時間が長ければ長い人ほど問題に対する知識も深いし、よく知ってるから"こうなればいい"という仕組みや理想像を考てるんじゃないかと思うわけです。やっぱり現場が詳しいんではないかと。
もちろん一般的には、学者やその分野について研究している人のほうが詳しいと思うけど小さな、ほんの小さな改善とか(例えば、バイトが考えるお店の改善提案とか)も、個人がその草案をブログを書くように簡単に作れたらいいなーと。

1人が複数の体系(論理構造)を好きな粒度で作れるようなツール。

で、その論理構造をその構造のままweb上で共有するができたなら、変な行き違いも少なくなると思うし、他人からもらったコメントや意見は、内容の改善に積極的に取り入れられるようになるんじゃないかと思います。


もしこの構造が作れたら、

  • マスコミで取り上げられるような社会問題に対する解を作ったり
  • 政治ならマニフェストを作れたり
  • 勉強会のまとめページを簡単に作れたり

なんて事が簡単にできるようになると思います。

僕としては、ポジティブな人に、全体最適の視点からAll-winのモデルの組み立てに使ってほしいなと思ってます。全体最適やAll-winの参考エントリーは、こちら。


1つの事象は見る人によって、見る角度によって正反対にもなりうるから、個人が作った論理構造がそのまま正解という事にはなりにくいとは思うけど、その意見や思考を共有することはとても意義ある事なんじゃないかと思うのです。

まぁ、そんな「トータルで考えていい方向をめざす思考まとめ」ができたとしても、実際に動かすには不利になる人や痛みを伴う人が必ず居るので、その人達が反発するし、反発しないまでも抑止しようとするうだろうからそのまま実現されるということは考えにくいけど。それでもなお、他の人が考えたアイデアや、他の人が気づいている現実は共有しておいた方がいいと思うわけですよ。
僕個人的としては、同じ痛みでも流れに乗ってたどり着いた現実による痛みより、選択した結果想定していた痛みのほうがはるかに有意義だと思うのでその選択を判断する材料の一部にでもなればといった思いです。


そんなツールを作りたいんだけど、もしかしてもうあったりします?


そんな感じ。

日本に住んでいるけど、憲法の内容を知らない。

日本国憲法が配られないのはおかしくない?
その上で生活しているのに。
義務教育過程のどこかでもらっても良さそうなものなのに。


それとも、実はもらってたのに僕が捨てちゃったとか!?

そ、そんな記憶は、ないんだけどなぁ。。


そんな感じ。

すべての組織体はボリューム弾性を持ったほうがいいと思う件について

これは転職のときに、"生き残る企業とそうでない企業の違い"を考えたときに思った事だけど。


世の中には企業や公的な組織を含めて色んな組織体があるけど、社会はすごいスピードで変化していくし環境も変わるから、それらの組織体は変化に対して"積極的に(ポジティブに、アグレッシブに)"対応すべきだよね、と思うわけです。

企業の成長も、年金の仕組みも、個人の生活水準(給与)も、なんか成長することが前提のような話が多い気がするけど、永久に拡大し続けることが前提なんてどう考えてもありえないと思うのです。

ダウンサイズすべき状況になったら、(そうすべきだという意思がない事にはまずムリだけど)できる仕組みになっていないと、そこにある「足かせ」のせいで、破綻または負の方向を向いている組織体なんじゃないかと思います。
特に、国や公共団体などはその「見直し」や「最適化」をネガティブなものとして捉えてる感があるように思えるんだけど。。


イギリスの自然科学者、チャールズ・ダーウィンの名言に

「生き残る種というのは、
 最も強いものでもなければ、
 最も知的なものでもない。
 最も変化に適応できる種が生き残るのだ。」

という言葉があるけど、まさしくその事かと。

だから、現在の状況を的確に把握できるしくみと、その状況に応じて弾力性を持った組織体にしていく必要があるんじゃないかなーと思うわけです。


今は、残念なことに公的な機関や組織というのがこの考えをもっていないために、
 無駄遣いする組織 vs 出資者である国民
みたいな構図になってしまっているけど、これは本当はちがって、全ての公的な機関はその所有の必要性も含めて"現時点の"国民が判断すべきものだし、信頼して仕事を任せている人的リソースであり、資産でもあるのだから、その視点でお互いが判断し、動くことで早く「vs」みたいになっている構図が解消されればいいなーと思います。


そんな世の中にならないと、
そんな日本にならないと、
もったいないなーと思うんだけど、どう思われます?


そんな感じ。

法律は、成立までの過程を含めて共有したほうがいい

法律って、成文化されるまでは色んな立場の人達が色んな視点から検討に検討を重ねて成立するものだけど、それが成文化された時点で、その経緯や検討されたスコープなど詳細な情報が欠落してしまう。
もちろん詳しい人はいるだろうけど、一般の人には伝わりにくいという意味でね。


これには、よくない点が2つあるかなと。


1) 具体的なイメージがつきにくい
法は使う人(つまり一般人)のためにあるものだから、使う人にとって分かりやすくなきゃいけないと思うわけです。でも、前提となった事件や提言や議論が共有されていないことで、具体的なイメージがつきにくくなっているという点。これはとても残念な事かなと。

2) 見直しにくくなる
前提となった考えや討論の過程が共有されないことで、本来の目的が達成されたとしても残り続けてしまう。時代や環境が変わって本来の目的を全うしたなら、見直したり廃止したりする必要があるはずなんだけど(または別の問題へと推移したのなら、その新しい問題に対して適切な対処をする必要があるんだけど)相変わらずに変な規制が残ってしまう事があるんじゃないかと。


ここで言いたいことは、法律という成文を通しただけでは、それを作った人と使う人の間で十分な意思疎通ができないんじゃないかと。それを補うために、「法律の専門家」みたいな人が必要になって、解釈次第でうんぬん...なんて迷宮入りしているんじゃないかと。
これは、使う人にとってとても不幸なことなんじゃないかなと思うわけです。


例えばNHKの受信料なんかもそうだけど、「この不都合を改善するために」→「法律を作った」のに、その状況や目的が、時が経ち、成文化した人達が退き、運営組織に運営が任されてしばらくするとその前提が無視され、現状が優先されてしまうという状況になる。


時代に応じて、環境や社会はすごいスピードで変化するのに、その変化についていくどころか足かせになる法律ってどうよ、と思うので、(ここらへんの知識共有・情報共有はwebが得意とするところなので)きちんと共有すべき情報として活用すべきだと思います。

後から"それ"を参照する人が読んでいくと、体系的に、論理的に、その事象に関する知識を理解することができるようになるという。そんなツールにしたいと思います。
これは勉強にもすごく役立つんじゃないかなーと思うわけです。


そんな感じ。

人は身近な情報じゃないと問題意識が起きない


んじゃないかなーと思うんです。


問題というのは世の中の至るところにあるけど、たとえばそれを解決するアイデアを持っている人が多数いたとしても、その問題自体がその人達に認識されないままでいると一向に解決しない。
でも逆に、そんなに大した問題でなかったとしても、皆の注目や関心が高かった場合は多くの"人の目"がそこに集まり大きな問題と認識された結果、いろんな人がコメントしたり解決策を提示したり、時にはスーパーアイデアが出てきたり、といった事が起こると思うんです。

これは、Rubyの作者であるまつもとゆきひろさん、ほぼ日の糸井重里さん、任天堂岩田聡さんの対談にもある「ほぼ日刊イトイ新聞 - 適切な大きさの問題さえ生まれれば。」(→ひとりでに解決されてゆく)に通じる考えだと思います。
※3人とも素晴らしい方でかつ対談の内容もとても良いので、まだ読んでない方はぜひ読んでみて下さい。


だから問題を解決するには、当事者に限らず、なるべく多くの人にその情報に触れてもらうという事が大切じゃないかと思うわけです。


「問題があるよ」という事を皆で共有するだけでは意味がなくて、(例えばエコが大事だよね、みたいな)みんな大切だと分かっている問題でもその人の生活に近かったり、具体的でないと問題を切実な問題として認識しにくいんじゃないかと。
そのためには、情報の露出度を上げるだけではだめで、いかに個人の近くに問題を置いてあげることが大切なんだと思います。そうでないと、解決策を考えるまでの頭にはならないんじゃないかなーと。


つまり、"日本を良くするための群衆の叡智"を作りあげるには、より多くの人の身近に、問題を置いてあげないといけないな、と思うわけです。

この点で、日本のサラリーマン(給与所得者)が知らず知らずのうちに源泉税で税金を納付していることは、思考という面での著しい機会損失だと思うので、払っている人がその額を実感としてきちんと認識した上で支出するという仕組みが必要だと思います。(高度経済成長の時代の"多く集めて多く使う"ではなく、適切な量を集めて、適切に使う事が必要じゃないかと。)


■ 適切な場所への配信も必要

日本を良くするための思考共有ツール(仮)としては考えなきゃいけない点がいくつもあるけど、質の良い情報や解決策を集めるだけでなく、適切な場所に配信するしくみが必要ではないかと思います。

そのためには皆が書きやすく読みやすいツールでないといけないので、ブログ並みの使い勝手で誰もが編集しやすく発信しやすいツールである必要があると思ってます。


また、webはTVや新聞など他のメディアと可処分時間を取り合っているけれども、webの中でもtwitterなんかと可処分時間を取りわなきゃいけないライバルになるんですね。1日の思考における可処分思考時間の取得比率を上げないといけない、という点も考える必要があります。

でも、社会問題(に限らず)問題を解決することに対して興味がある人も居るはずだし、そういった問題を解決したい人が使いやすいツールで、言論や論理的な思考を検討しやすいようなツールをイメージしてます。またSNS的につながることで、案やアイデアをすばらしくブラッシュアップできるようなツールにしたいと思ってます。


そんな感じ。